【FP 大阪】負担大 マイカーの維持費用の実態

「マイカーは欲しいけど維持費が高くて無理…」とあきらめた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

安価に車に乗ることが出来る手段として、カーシェアやカーリースが選ばれる理由に、車に関する負担金が多いことが挙げられます。

実際、マイカーを維持するためにはどのくらいの費用がかかるのか見ていきましょう!

車の離れの理由とは?

昨今、若者の車離れが進んでいるのをご存じでしょうか?

某保険会社の20歳1000名を対象にしたアンケートによると、車を所有する経済的余裕がないと答える人が全体の57.9%に上りました。

さらに、別の調査では車を持っていない理由として、上位に「維持費が高い」「購入費用が

高い」と答える人が多い結果となりました。車離れの原因としては、費用面で負担が大きい

と感じる人が多いことが結果からわかりますね。

マイカーを購入したらかかる費用

では実際の費用をみてみましょう。

車を購入するためには本体価格以外にも車を購入した後、車を維持するための費用が掛かります。この費用が若い人をはじめ、車を購入するのをはばかられるほど負担が大きいのです。

 

①税金

自動車税、自動車重量税を1年に1回納める必要があります。

排気量によって税額が決まり、排気量が大きくなるほど金額が高くなります。

軽自動車では10,800円ですが、排気量6.0Lを超えると111,000円と高額になります。自動車重量税は、車の重量によって税額がきまり車検時に支払いが必要です。

 

②車の保険料

自賠責保険料と、任意の保険料が必要となります。

自賠責保険料は全ての車が加入しなければならない保険です。

任意の保険料は補償の範囲によって大きく異なりますので必要な保障をしっかりと相談して契約をしましょう。

 

③メンテナンス費用

欠かすことのできない車検代や消耗部品の交換費用、修理代などがかかります。

故障した状態や車検が切れた状態で走っていると、整備不良として違反となるため欠かすことのできない費用です。

 

④駐車場代

戸建てでスペースが確保できれば費用は掛かりませんが、マンションや施設などでは駐車場代がかかります。都心部に行けば行くほど、金額は高額になる傾向があります。

 

⑤その他

ガソリン代や高速道路代、タイヤ交換費用なども出費として欠かすことはできないものです。

 

税金や車検費用が負担に感じる!

固定でかかる税金や車検費用は多くの人が負担に感じています。安く抑えるには車のグレード、サイズ感を小さくするしかなく、ファミリーカーが必要な子ども連れの家族は避けては通ることが出来ません。

ガソリン代に関しては、景気の問題や乗り方による燃費の良し悪しが影響しているため、負担具合は状況によって大きく変化すると考えられますが、昨今は値上がりの傾向にあります。

 

ライフスタイルに合わせた選択を

子供のころ、家庭に1台あるのが当たり前のイメージだったマイカー。

さまざまな維持費がかかるため、公共交通機関などで代替できる場合や交通の便がしっかりしているところにお住まいの方はカーリースやカーシェアで事足りるかもしれません。

交通の便が不自由なところでは、燃費がよく税金も安い軽自動車の方が、維持費は押さえられそうといえますね。

 

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